今回は隠れ肥満についてです。
見た目は痩せているように見えるとか、太っているように見えない。
そういう人でも悩んでいることがあります。
その理由は体型の割に体脂肪率が高いこと。
服を着ていると全然痩せていても脱ぐと実感が湧くと言います。
それは出ているところは出ているからだそうです。
要するに二の腕とか太もも、お腹周りなど肝心な部分はぶよぶよ。
これは隠れ肥満というものになります。
そういう体型の人をスキニーファット体型というそうです。
スキニーファット体型とはskinny(痩せている)とfat(肥満)合わせて言います。
これはどういう状況かというと、筋肉の量の少なさが原因です。
なので人間の中で脂肪を蓄えやすい部分。
特にお腹周りは筋肉量が少ないとたるんで見えてしまうのです。
体操系によっては隠れ肥満と判断されてしまいます。
スキニーファット体型になる原因
見た目痩せているのに体脂肪率が多い方が陥りやすいのは食事制限しかしていないことです。
体重だけ落とすなら確かに食事の量を減らすのは効果的です。
特に炭水化物を抜くのは効果てきめんではあります。
それだけと筋肉まで落ちてしまうのです。
筋肉が落ちると二の腕がたるんできます。
全体的に細くはなりますがもともと脂肪が多い部分が目立ってしまうのですよね。
しかも脂肪がつきやすくなってしまうのです。
また、筋肉が減ったことによって肉が下がってしまい、それが目立ってしまうのです。
減量をすると体重は減りますが同時に筋肉量も低下します。
糖質を摂取すると筋肉に蓄えられますがその筋肉が少ないと贅肉に変わってしまうのです。
それがスキニーファットへと突き進むのです。
あとはもともと食べても太らないという体質の方も当てはまりますね。
そういう方も体重が増えてないからと油断して運動をしてないと将来なる可能性はあります。
やはり年齢を重ねると筋肉量も落ちますから何もしなかったらそうなってしまいます。
あとは運動していればいいってもんじゃありません。
ジョギングとかウォーキングをしていれば安心と思われがちです。
しかし、それだけでは筋肉をつけることはできません。
やはり筋肉トレーニングは必要なのです。
スキニーファット体型から脱却するためには?
スキニーファットになってしまう原因はダイエットを行ったことによる乱れた食生活と運動不足です。
元からそういう体型だという方も含めてそこから脱出する方法を教えます。
痩せてるだけでなく、健康的な身体作りをするには運動も必要なのです。
体重を落としたいならもちろん有酸素運動は必須です。
しかし、痩せたけど体脂肪率が高いという落とし穴にはまらないためにも筋肉トレーニングメインの方がむしろいいのです。
特に食事制限をしている方はなおさらです。
筋トレというときついというイメージがありますがジムに行ってバリバリやる必要はないと思います。
ダンベルとかも必要はありません。
腕立てとかスクワットなどで十分です。
全身を鍛えられる上では腹筋ローラーはオススメです。
回数ですが10回くらいが目安です。
それでも十分鍛えることができます。
あとは食生活です。
炭水化物抜きダイエットは筋肉を落とし、太りやすくなってしまいますのでオススメできません。
それでもカロリーは気にした方がいいですね。
肉は赤身にし、鶏肉も皮を取ると効果的です。
あとは脂っこいものは控えた方がいいです。
ジャンクフードなんかはダメですね。