秋の食材というと色々ありますが今回一押しするのが銀杏です。
銀杏というと茶碗蒸しに入っていて脇役のイメージがあります。
中には銀杏いらないと残してしまうことあります。
私はもったいないなあと思います。
缶詰でありますけど秋から冬にかけてしか食べることができない食材の一つのです。
栗とか柿に隠れて目立たないイメージがありますが私は好きです。
銀杏は並木通りを歩いて黄色い葉っぱを楽しむイメージがありますが食べることもも楽しまないともったいないと思います。
今回は銀杏の魅力に迫ります。
銀杏はイチョウとも読みますし、ギンナンとも読みますね。
二つ読み方があるのは不思議です。
銀杏は実じゃなくて種子
ギンナンってスーパーでそんなに積極的に売ってないイメージがあります。
茶碗蒸しとか入っているのは程よい柔らかさの食感なので実と勘違いしている方が多いです。
実は種なのです。
写真にあるように硬い殻に覆われたその中身なのです。
梅干しの種の中身もそんな感じです。
銀杏が綺麗な季節になると葉っぱと一緒に実が落ちていることがあります。
ぶよぶよしていて踏まないように気をつけて歩きますね。
匂いも独特なので正直あまりいい気持ちにはならないです。
その季節になるとゴム手袋をして拾っている方をよく見かけます。
実自体はあまり食べるというイメージがありません。
みんなその中身を目的で拾っています。
ちなみに銀杏は花を咲かせないイメージがありますが実は咲かせてます。
目立たないだけです。
4月くらいに咲かせているのです。
銀杏を拾う際の注意事項
まずはギンナンの旬というか食べられる時期は10月の終わりから11月の終わりです。
収穫するのは簡単で地面に落ちてるのはもう食べ頃なのです。
ただ、無条件で拾っていいわけじゃありません。
例えば寺院の敷地内や山の中で無許可で拾った場合は、窃盗罪に当たる場合があります。
街路樹に落ちてるのを拾う際も、そこが私道の場合もあります。
歩道に生えているの場合も、会社や個人の私有地の場合があります。
比較的自由に拾えるのは公園ですがやはり管理事務所に確認が必要です。
いずれにしろ許可を得て行った方がいいのは確かです。
また、市街地で収穫する際は、交通の妨げにならないように注意です。
路上駐車は持っての他です。
あとは素手で拾うのはお勧めできません。
っていうより大変なことになります。
実の成分によって皮膚炎を起こすのです。
なのでゴム手袋などを使って拾うことをお勧めします。
また、大量に収穫する場合はバケツを用意するといいです。
拾った後は、銀杏を拾った後は、必ず手を洗いましょう。果肉が皮膚に触れるとかぶれることがあるためです。
また、銀杏の匂いが衣服に移ることがあるので、拾う際には汚れてもよい服を着るか、エプロンなどで保護しましょう。
拾った銀杏は、まず果肉を取り除きましょう。果肉は強い臭いを放つため、処理は屋外で行うことをお勧めします。
果肉を取り除いた後の種子は、水でよく洗い、乾燥させます。
銀杏の栄養と効能は?
栄養価が高く、さまざまな効能があります。以下に、銀杏の栄養素と主な効能を紹介します。
まずはビタミンですね。
•ビタミンB1:エネルギー代謝を助けてくれます。
•ビタミンB2:皮膚や粘膜の健康維持に効果
•ビタミンC:免疫力を高め、抗酸化作用があります。
次のミネラルです。
•カリウム:血圧を調整し、筋肉の機能をサポートしてくれます。
•鉄:赤血球の生成に必要で、酸素を運ぶ役割を果たしてくれます。
•マグネシウム:骨の健康を保ち、神経の機能をサポートしてくれます。
食物繊維は消化を助け、腸内環境を整えてくれます。
そのほかにフラボノイドは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぎます。
効能とまとめると以下になります。
1. 抗酸化作用
• 銀杏に含まれるフラボノイドやビタミンCは、体内のフリーラジカルを除去し、細胞の酸化を防ぎます。
2. 血流改善
• 銀杏に含まれる成分は、血管を拡張し、血流を改善する働きがあります。これにより、冷え性や動脈硬化の予防に役立ちます。
3. 記憶力向上
• 銀杏エキスは、脳の血流を改善し、認知機能を向上させる可能性があります。これにより、記憶力や集中力が向上することが期待されます。
4. 消化促進
• 銀杏に含まれる食物繊維は、消化を助け、便秘の予防に役立ちます。
銀杏は適量を守って摂取することが重要です。過剰摂取は、中毒症状を引き起こすことがあります。特に、小さな子供には注意が必要です。
銀杏を食べる際は、適切な調理法で調理し、食べ過ぎないように気をつけましょう。
銀杏の適切な摂取により、健康維持や改善に役立てることができます。
銀杏の調理方法とおすすめの食べ方は?
銀杏はその独特の風味と食感で、多くの料理に使われることができます。以下に、銀杏のおすすめの食べ方をいくつか紹介します。
一番オーソドックスなのは焼き銀杏です。
殻を軽く割り、塩を振ってフライパンで炒ります。蓋をして、中火で5-10分程度、殻がパチパチとはじけるまで焼きます。
殻が割れて中身が見えてきたら完成です。
温かいうちにいただきます。
フライパンを出したくないと言う方は電子レンジもおすすめです。
封筒に銀杏を20個ほど入れます。
温める際に破裂することがありますので飛び出さないように二重に封をします。
折り畳むようにするにが好ましいですね。
時間は40秒くらいですが私は2個から3個割れる音がした止めるようにしています。
終わりましたら殻を割って塩かけて完成です。
次に茶碗蒸しですね。
卵液(卵、だし、醤油、みりんを混ぜたもの)を器に注ぎ、銀杏、鶏肉、椎茸などを加えます。
お好みでボイルしたエビを入れてもいいですね。
蒸し器で15-20分ほど蒸し、固まったら完成です。
また電子レンジだと簡単にできます。
2分が目安です。
次に銀杏の風味がご飯に染み込む炊き込みご飯です。
ご飯を炊く際に、皮を剥いた銀杏を加えます。
好みで鶏肉やキノコを入れると一層美味しくなります。
醤油や塩で味を整え、炊き上がったら軽く混ぜていただきます。